impedance(インピーダンス) 全てに抗え!!

この世の全てに歯向かい、抵抗することでしか存在を見いだせない愚直な漢のオルタナティブ? ブログ

残業時間が規制されている傾向について

ここ何年間の傾向ではあるのだが、

職場で変に残業を規制している傾向が強いように感じる。

 

特に36協定を結んでいる会社では毎月ごとに残業時間を管理し、

ある一定時間を超過したケースでは、上司から厳重注意をいただく。

 

確かに、ボロボロになるまで残業はしたくないし、しなくてもいいと思っている。

それをせざるを得ない状況に陥るのは絶対に避けるべき。

たとえその状況に陥ったとしても、自分を最優先して、

断るべきところは断り、その職場の犠牲となる必要は全くないと考えている。

また、プロジェクトの運営というアングルから考えて、

定時時間帯以外で作業することは、通常時間帯の作業よりコストが増えるため、

経費削減という目的で「残業を規制する」という施策は当然あっていいと思っている。

 

しかし、変に残業時間を規制されていることについて感心できない。

その理由をは下記に。

 

  (a).業務時間が少ない故に、現場に対する貢献度が少なくなる。

      少々主観的な発言で恐縮だが、残業時間の少ない人間は、

      えてして業務に対して貢献度が少ないように感じている

      一部あてはまらない人間はいるが、

      やはり現場でのいる時間と業務への貢献度は比例するものと考えている。

 

  (b).仕事をマスターおよび、ワンランク上にステップアップする上で妨げとなる。

       特に新人や新しい現場に配属したばかりの頃、

       よく「ゼロからのスタート」と言われているが、

       すでに現場に従事している人間からみれば、

      「ゼロではなくマイナス何百からのスタート」であると考える。

       そんな人間が一人前になる過程において、

       変な残業規制はマイナスでしかないように感じている。

       一人前に出来るようになるまで、または人より仕事が出来るようになりたければ、

       その人より会社にいて、なにかしら業務を前倒しで進めるべきだと思っているし、

       自己啓発もかねて、本来の業務から少し触手を伸ばして、

       他の業務等をやればいいと思っている。

       さらに誤解を恐れずに言えば、現場に配属になった頃のOJTの期間は、

       残業時間としてつけずに現場に従事して、仕事を覚えるのもいいと思っている。

       (法律では許されていないが...)

       何年か前、先輩に

     「ソースコードを家にもって帰って読むくらいでないと大成しない」という内容を

       言われたことがある。

       その先輩の長年現場に重視した経験から得たものが含まれた

       とても有意義な発言だと受け取っている。

            ※ 実際にソースコードを家にもって帰ったことはありません。念のため…

 

 

それを都合よく理由にして、本来その人がやるべき業務、マターから

逃れようとする奴がいる。

そんな奴、いくら手塩にかけたって戦力になりゃしない。  

また同様に、部下を無理やり帰らせようとする上司がいる。

その行為は真剣に業務に取り組む人間に対して、業務への意欲を大幅にそいでしまう原因になる。

マイナス以外の何ものでもない。

そういう上司に限って、「自分が帰りたいから」といった自分都合により、

部下を帰らせようとしているケースもよく見かける。

自分が帰りたければ、自分だけ帰ればいい。

 

確かに、残業するより、しない方がいいに決まっているのだが、

そんな業務なんて滅多にないものと思っている。

逆にお金が必要で稼ぎたくても、残業ができなくて悩んでいる人もいるのだから、

「残業出来る程、仕事がある」「働いた分だけお金が手に入る」ことに

感謝しなければならないと思っている。

 

とか何とか言っている俺は今日は定時で家帰ってしまったが…orz