「アマチュアがプロより劣っている」なんて偏見でしかないと思っている。
よく、「プロとアマチュアの違い」とかって記事を見かける。
その内容は殆ど「プロがアマチュアよりも優れている」というものが多いようだ。
しかし、俺「アマチュアがプロより劣っている」なんて偏見でしかないと思っているんだよね。
もちろん、プロの世界ではお金が発生するため、
それに相応したものを要求されるし、
元々アマチュアで実力のある人がプロに転向するケースが多いので、
一般的にはプロの方がアマチュアよりパフォーマンスレベルが圧倒的に高いとは思う。
しかし、かといって全ての観点において
アマチュアの存在そのものがプロより劣っているなんていえないと思うし、
その圧倒的に差があるといわれているパフォーマンスだって、
ほんの稀にはあるが、アマチュアがプロに勝つケースもあったりして、
「100パーセント劣っている」なんていえないものと思っている。
とどのつまり、「プロとアマチュアの違い」って
そのパフォーマンスに対して、営利(お金)が発生するか、しないかだけの
ポリシーの違いでしかないと考えている。
「プロが優れている。」「アマチュアが劣っている」ということではないと考えている。
例えば、何かを学ぼうとする際、プロとアマチュアの2択なら、
プロのそれから学ぼうとし、アマチュアのそれは軽視する傾向が強いが、
アマチュアにもプロにはない強みがあって、見習うべきところがあると思っている。
特にアマチュアリズムの精神の根幹である
「報酬を求めない労力の提供」というのは尊いと思うし、
プロの方でも大切にしてほしいと思っている。
同じことをしていても、その根幹をなす技術や思想についてはプロとアマで異なる。
ただパフォーマンスだけで見ればプロの方が勝るのかもしれないが、
それを様々な要素に細分化してみたとき、
アマチュアのパフォーマンスの元となっている思想や技術等は、
プロのそれとは違った形で出てきていると思うし、
それを無下に捨ててしまうのは損しているような気がする。
以上
あっ、決して「プロが悪い」とかいっているわけではないよ。念のため