ゲーム依存症について
以前、このブログでソーシャルゲームの話について書いたが、
世の中にはソーシャルゲームに限らず、俗に言うコンピューターゲームに熱中しすぎて、
その結果、「ゲーム以外は何もしない、できない」状態に陥るという、
ネットゲーム依存症となってしまう人もいる。
自分もゲーム自体は好きだし、
一時期、ファミコン等のテレビゲームにはまっていた時期があったので、
その気持ちはわからないわけではない。
しかし、こういうのは、仕事やその他の生活の合間のぬってやるから面白いのであるものだと思う。
これが生活のメインとなってしまっては、
いくらゲーム中のクエストを達成しても、その喜びはほんの一瞬だけで、
それが過ぎ去ると「自分自身が現実世界で何も変化していない」という虚しさだけ残ってしまう。
その虚しさを払拭するため、少しでも充実した気分に浸りたいため、
もっともっとゲームでクエストを達成することに没頭してしまうといった悪循環に陥ってしまうと考えている。
いくらゲームでレベルをあげても、ゲームが上達しても、
所詮そのゲームの世界でしか効力を発揮しない。
将棋や囲碁の世界のような、他の人々が注目してくれる世界だったらまだしも、
自分だけが満足するだけの世界では、到底現実世界を変えられるものではない。
人間が生きていくうえで、真の充実感を味わうためには、
現実世界でもがいて、もがいて、成果を出すことでしか得られないものだなとつくづく思う。