作業引継
2012年9月~11月頃のお話。
わけあって、今まで担当していた作業について、
他の方が担当することになり、作業の引継を行った。
担当している作業の概要から、具体的な作業の内容や手順を説明していくのだが、
その考え方だったり、手順だったりをきちんとドキュメント化していなかったため、
慌てて既存のドキュメントの最新化および、それで補えない部分は新規にドキュメントの作成を行った。
今まで主担当として行ってきた作業してきたので、当然出来ると思っていたのだが、
言語化したり、資料としてまとめるのを苦手としている事実に気づく…情けない。
それと、実際の作業内容をフィードバックした際、幾点があやふやにしている部分があったりして、
それを修正しつつ、正確なものにまで質を高めるのが結構大変だった。
作業引継の際には、説明オンリーだけではなく、引継者実技にも立ち会い、
そこで挙がった不備、不明点を質疑応答してもらい、あやふやな点を消していくことで、
何とか作業自体は概ね習得したものと感じているが、
本来あるべきの精度の高いドキュメントベースでの作業引継が行えなかったことについて
引継した方々には申し訳なく感じている。
まぁ、実はまだ現場に残留することが決まったので、不明点あったら臆せず聞いて欲しい。
上記作業引継に伴い、自分も担当業務が変わるため、前の担当者から作業引継を受けたが、
その方は、過不足なくきちんと作成された資料を準備し、
その資料を元に丁寧に作業内容を説明してもらい、かつ、質疑等にも丁寧に回答してもらった。
また、その人は、他の現場に異動となっても、
自分の業務で時間の捻出が難しいなか、週1回、業務終了後に来てもらい、
資料を元に丁寧に説明してもらった。
こういうところに、あらゆる現場において、
リスペクトを受け、どの現場でも引っ張りだこな人間と
全くリスペクトを得られずに現場をたらい回しとなる人間との
違いが出るのだなと改めて感じた。
ただ、引継を受けた自分自身ががそれをちゃんと理解しているかが問題ではあるが…